岡山で、元捨て犬である2匹のわんこと、保護犬猫たちたくさんに囲まれて暮らしています☆  22年前から、犬猫の保護&里親さま探しのボランティアをやっています。 保護犬猫の里親様募集がメインですが、たまに、愛する我が家のわんこの事も綴っていきます♪ 
避妊、去勢手術のお願い。。。
2009年08月06日 (木) | 編集 |
当会を含め、全国のあらゆる犬猫の福祉団体は、その団体によって、色々な考え方を持っています。。。

ですが、何点か、どこの団体も共通して訴えている点があります。。。

それは、終生飼育や、避妊、去勢手術の必要性などです。。。


終生飼育については、あえて説明するまでもありませんが、なぜ、避妊や、去勢が必要なのか????
なぜ、あちこちの犬猫の福祉団体が、皆、口を揃えて避妊、去勢の必要性を訴えるのか。。。

下記、長い文章ですが、是非お読み頂ければ幸いです。。。




★飼い犬・飼い猫に子供を産ませてしまった方へ★(血統書つきの犬猫も含みます!!)
犬・猫の、避妊・去勢手術を必ず行いましょう!!!

避妊・去勢手術はなぜ必要なのか???
答えは簡単。 現在、岡山県内だけでも、年間6千匹以上もの犬・猫が、飼い主に放棄され、保健所に収容され人間の手で殺処分されていて、その原因が、犬猫の繁殖能力の高さにあり、産まれてくる犬猫の数ほど、新たに犬猫を飼いたい人はいないこと にあるからです。

そもそも、犬猫の先祖は野生動物です。
野生動物は、厳しい自然環境や外敵により、産まれてもそのほとんどが早い時期に命を絶やしてしまいます。 その“自然淘汰”の原理のため、犬猫も、他の野生動物同様、多数の子供を産むわけです。(生後8~10ヵ月で1回目の出産、以後10歳近くまで、年に2回出産します。1回の出産で3~7匹の子供を産むので、1匹のメスが一生に産む子供の数は50~80匹ほどにもなり、産まれてきた子供もそれを繰り返します)

犬猫が野生動物ならば、自然淘汰されて、丁度よい数のバランスを保つのですが、犬猫は野生動物ではありません。 
人間のペットとされ、自然淘汰されることのない犬猫は、無計画な繁殖により数が増えすぎ、余った命は、人間の手により、恐怖と苦しみの中、無意味に殺され続けているわけです。(保健所に収容された犬猫の殺処分方法は、炭酸ガスによる窒息死なので、人間医療の安楽死などとは全く異なり、犬猫は苦しみながら殺されています。)

人間がペットとして犬猫を飼っている以上、その頭数管理も人間がしてやらなければなりません。 
それが、避妊・去勢手術で、現在、責任と常識のある多くの飼い主さんは、これを実施しています。


「手術はかわいそうだから」という、“自称動物好き”の人もいます。
それならば、この゛頭数過剰の問題゛が原因で、せっかく生まれてきながら、人間の手で苦しみながら窒息死させられている膨大な数の犬猫たちは、“かわいそう”ではないのでしょうか???

「自然に逆らうのは良くないから」と言い訳する人もいます。
それなら、その人自身はどうなのですか? 自然に任せて避妊はせず、10人も20人も子供をつくっているのですか?
自分自身は、“たくさん産まれると困るから”と、避妊をし、子供の数を調整するのに、人間のペットである犬猫には避妊してやらない、というのは、あまりにも自分勝手な話です。

「産まれても、責任をもって里親(もしくは買い手)を探すから。。。」という人もいます。
その里親さんが一生大切に飼ってくれるという保証はありますか? 
里親に出た犬猫が幸せかどうかを定期的にチェックして、里親(買い手)に事情が出来て途中で飼えなくなったり、子供を産ませて捨てようとした場合、それをすべて引き取るところまで、本当に責任を負えるのですか?
“里親(買い手)に渡してしまえばそのあとは自分の責任ではない。”という里親さん探しでは、責任をもっているどころか、不幸な犬猫の問題を助長しているようなものなのです。
それに、“自分の犬猫に里親さん(買い手)が決まりさえすれば、保健所で殺されている犬猫が増えようが減ろうが、何とも思わない”という自己中心的で思いやりの気持ちがない人は、そもそも、犬・猫を飼う資格など、ないのではないでしょうか??


ペットを飼わない人(ペット嫌いな人等)は、捨てることもありません。
だから、不幸な犬猫の問題を起こすことも、ほとんど、ありません。

上記の、“年間6千匹以上の殺処分されている犬猫”というのは、まぎれもなく、"ペットを飼っている人が捨てた、命の数" なのです。
  


不幸な犬猫の問題は、"ペットを飼っていて、一見可愛がっているようには見えるけれど、その頭数過剰問題を考えもせずに、自家繁殖させている飼い主"によって起こされている問題、、、 と言っても、過言ではないのです。。。
(もちろん、犬猫を商品(物)としか考えず繁殖させ続けているブリーダーの責任も、多大です。)


不幸な犬猫を減らすには、飼い主一人一人の、正しい自覚と認識と責任が必要です。

ペットを飼うのなら、その命はもちろん、繁殖問題にまで、責任を持ちましょう!!!



※なお、動物愛護管理法によっても、犬猫に子供が産まれても適正な飼育ができないのなら避妊・去勢手術等の措置をとるよう努めなければならない事が、定められています。




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☆以前、岡山市保健所に視察に行った時の写真です。
 里親さんが見つかりやすそうな小型犬ですが、いったん保健所に連れ込まれた成犬は、もし譲渡希望者が現れても、保健所は引渡しをしてくれないのです。。。(本当に、意味不明な不条理な話ですよね、、、)

写真のこの子たちは、視察の数日後には、殺処分されています。 
もうこの世には、いないのです、、、



※2011.12.11追記  長年に渡る、動物保護ボランティア各人の訴えにより、最近では、成犬の譲渡も、一部ではありますが、行われるようになってきました!!!! ですので、成犬の迎え入れ可能な方、是非保健所からの救出をご検討下さい。。。





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☆さみしそうな顔、、、
 どんなに心細いか、、、  捨てる飼い主が、本当に憎いです。。。


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☆一時流行ったゴールデン。。。 バカバカしい"流行"が過ぎ去ったあとには、必ずその犬種の悲劇が、訪れます、、、


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☆保健所で処分されるのは、決して雑種ばかりではありません。 小型犬の流行により、ブリーダーや飼い主によるブランド犬の持ち込みも、どんどん増えています。。。

写真の左の可愛い子犬たち。。。  無抵抗の犬猫たちを、殺処分に追いやっているのは、ブリーダーや、犬猫の頭数過剰問題を考えずに繁殖させている、無責任な飼い主たちなのです。。。 


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☆写真右側の表情の良い成犬。
 無邪気な顔で、純粋に、来るはずのない飼い主の迎えを待っているようです。。。


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☆"噛むから"という理由で、飼い主によって口をきつく縛られ連れ込まれた犬。。。 
口をあけることも出来ず、苦しそうによだれを流していました。。。
檻に入れられているのだから、今さら、噛むことなんて出来ないはずなのに。。。

殺処分されるまでの数日間、、、これでは水を飲むことさえもできません。。。
こんな虐待をしてもよい権利、捨てた飼い主や保健所職員に、あるのでしょうか??? 

このまま縛りつけておきたかった様子の保健所職員と喧嘩して、私の手で、紐はほどいてやりました。    

人間って、どこまで残酷になれるのだろう、、、  
"殺処分がやむを得ないとしても、せめて少しでも苦痛を和らげてやりたい。。。"  この、当り前の気持ちが、なぜ、岡山市保健所の職員には持てないんだろう、、、心を持った人間ならば、そう思うのが当然の事なのに、、、、
なんで、そういう気持ちをもてない人たちが、長年、この業務から外されないんだろう、、、 
行政担当職員の方々の意識が変われば、きっと、不幸な犬猫の問題は大きく改善されるはずなのに。。。  
(保健所職員の方々全てが悪い訳ではありません。  岡山市保健所とは対照的に、岡山県保健所[岡山県動物愛護センター]の職員の方々は、犬猫に対する思いやりの気持ちの強い、素晴らしい方が多いです。。。)

※2013.8.30追記
保健所の担当職員さんや部署のトップの方の入れ替わり等があり、、、
現在は、岡山市保健所、倉敷市保健所は、犬・猫を救うために一生懸命動いてくださっています。。。そのお陰で、収容数&処分数共に、激減してきています。。。(岡山市・倉敷市の担当職員さん方にはとても感謝しています。。。)




  
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☆視察当時の、殺処分された犬猫の焼却場、、、  
殺処分は、決して安楽死ではなく、"炭酸ガスによる窒息死"、、、
聞いた話によると、元気のよい健康な犬猫は炭酸ガスでは死に切れず、生きたまま焼却されるケースもあるようです。。。


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☆殺され、焼却された犬猫たちの灰。

灰になる数時間前までは、この世に存在していた、かわいい犬猫たち。。。
人間の勝手で、命を消され、こうして、ただの灰になってしまうのです。。。


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☆いっぱいに詰められたこの米袋。 中身は米ではありません。。。 犬猫たちの灰です。。。

焼却された、帯びたたしい数の、命の残骸です。。。


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☆この容器、、、猫の処分機です。 猫たちは、麻袋につめこまれ、この箱に入れられ、炭酸ガスで窒息死させられます。。。


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☆上の処分機の中をのぞいてみました。  底に付着した、猫たちの血。。。    つらい、、、、、、




現実を知る事により、犬猫を飼っているすべての方々に、不幸な犬猫の問題を考えていただきたいです。。。  そうすれば、この問題は大きく改善されるはずなのです。。。



なお、写真は私が撮影したものですし、文章も私の思いで記したものなので、文章、写真ともに、無断転載OKです。(営利目的を除く)

人間の手により無残に殺されていく犬猫を、救いたい、、、
そのようなお考えの、個人、団体様のお役に立てれば、幸いです。。。




↓野良猫ちゃんの保護の方法はこちらをご覧ください↓
野良猫ちゃん、保護マニュアル




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